なぜBCAA(アミノ酸)は「練習の質」を高めるのか?持久系アスリートの科学

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アミノ酸は「レース本番だけのもの」だと思っていませんか?
それ、かなり損しています。
強くなるかどうかを決めているのは本番ではなく“日々の練習”です。
そしてその練習効果を左右するのが、BCAAをどう使っているか。
知らずに練習している人と、知って摂っている人では結果が変わります。

BCAAについて以下の記事で簡潔に紹介しています。

なぜ「練習こそ」BCAAが重要なのか

レース本番だけでなく、日々の練習こそBCAAの価値が最も発揮される場面です。
特に、90分以上のランやバイク、ブリック練習では、体の中で次のような変化が起きています。

  • 糖質(グリコーゲン)が徐々に減少し、筋肉が分解されやすい状態になる
  • 血中BCAAが低下し、筋肉を守る材料が不足してくる
  • 脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、後半に集中力が落ちやすくなる

こうした変化が重なると、練習後半に次のような状態に陥りがちです。

  • ペースは維持できているのに、「きつさ」だけが増していく
  • フォームが崩れやすくなり、無駄な力を使ってしまう
  • 練習後のダメージが大きく、翌日まで疲労が残る

そこで重要になるのが、練習中・練習中のBCAA補給です。

BCAAの摂取により、

  • 筋肉の分解を抑え、練習の質を最後まで保ちやすくなる
  • 後半の集中力低下(中枢性疲労)を抑えやすくなる
  • 同じ練習でも「疲れ方」が変わる

といったメリットが期待できます。

その結果、
「同じ時間・同じ距離の練習でも、得られるトレーニング効果が変わる」
これが、BCAAを摂る最大の理由です。

※ 糖質の減少や筋肉分解が起こる詳しいメカニズムについては、別記事で解説します(記事作成中)。

練習前・練習中にBCAAを摂るベストタイミングと量

BCAAの摂取タイミングを考えるうえで、
まずは 信頼できるデータ を確認しておきましょう。

参考になるのが、大塚製薬の公式サイトです。

大塚製薬の解説によると、

  • BCAAは 摂取後およそ30分で血中濃度が高まる
  • 2g以上 摂取すると、2時間後でも摂取前より高い血中濃度を維持できる

とされています。

ただし注意点があります

ここで重要なのは、
このデータは「安静時」での測定結果 だという点です。


運動中は、BCAAの減り方が違う

実際の練習中は、安静時とは状況が大きく異なります。

  • 運動中はBCAAが 筋肉でエネルギーや保護目的で消費される
  • そのため、血中BCAA濃度は安静時よりも早く低下する

つまり、
一度まとめて摂ったBCAAだけで、長時間の練習をカバーするのは難しい
と考えるのが合理的です。

そこで重要になるのが、

👉 「練習前に備える」+「練習中に維持する」
という考え方です。


練習30分前|事前補給の目安

目安:BCAA 2〜3g

  • 練習開始時点で血中BCAA濃度を高めておく
  • 筋分解の抑制、集中力低下への“準備”として有効

特に、

  • 朝練
  • 食事から時間が空いている状態
  • 空腹での練習

では、事前補給の重要性が高まります。


90分以上の練習では「途中補給」がカギ

目安:練習中に追加で 1〜2g

  • 30〜60分ごとに少量ずつ摂取
  • ドリンクやゼリーなど、動きを妨げない形がおすすめ

運動中はBCAAが消費され続けるため、
途中で補給することで、

  • 後半の筋分解
  • 集中力の低下(中枢性疲労)

抑えやすくなります

BCAA摂取後の血中BCAA濃度イメージ図
※本図は説明用の模式図であり、実際の血中BCAA濃度や時間推移を正確に示すものではありません。


まとめ

  • 運動中はBCAAの消費が進むため、分割摂取がおすすめ
  • 「練習前+練習中」 の組み合わせが、練習の質を最後まで保ちやすい

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